#1 ●横山典--------------------------------------------------------
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   \□□─・『最強の法則』横山典馬券術が空振り?
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スプリングS。『最強の法則』最新号の特集で、横山さんにいまいち
合わない種牡馬シンボリクリスエスクロフネだと書いたばかりですが、
そのクリスエス産駒アリゼオで絶対視されたローズキングダムを封じ込めて
逃げ切り勝ちしました。合わないと書いてこういうのもおかしいですが、
クリスエス産駒の、さらにいえば自分の弱点をうまく克服した会心の勝利です。
アリゼオは切れる脚のないクリスエス産駒らしく、前走共同通信杯
ルメール騎手が切れ味負けして3着。今回は横山さんに乗り替わりですが、
横山さんは早めに押し上げていく競馬は得意じゃないし、力まかせに追って
差すというタイプでもありません。
そこでハナを主張したカワキタコマンドを、1コーナーで内枠を利して、
完璧な“スローインファストアウト”で先頭に立ち1000m60秒2の
ゆるみのないペースで進み、4コーナーでももう一度
スローインファストアウト”で抜け出して猛追した
ローズキングダムを寄せつけませんでした。ローズキングダム同様に中団で
待機したら、前走と同じような競馬になった恐れも。
でも、実は『最強の法則』で書いた横山典馬券術のうち、
「内枠で狙う」「乗り替わり初戦の重賞で狙う」「得意なのは『中山の芝』」
「勝った時の相手は『1、2枠』もしくは『逃げ先行馬』」と、
このレースではかなりのポイントが当てはまったんですけど。
「ヒッノ・チャート」は(4↑,5)。