#2 ●新人騎手------------------------------------------------------
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   \□□─・新人にやさしかったベテラン、厳しかったベテラン
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6人の新人騎手のうち5人がデビュー。彼らの騎乗ぶりとともにこれから
対戦する現役騎手の動きも「政治騎手」的には見所がありました。
初勝利一番乗りは平野騎手(二ノ宮厩舎)。2年留年で三浦騎手と同じ年です。
一説によれば卒業させるかどうかは競馬学校じゃなく調教師が決めるとも。
いずれにしても調教にはずっと乗ってたわけですから、騎乗の経験値は
ほかの新人より高かったはずです。
7番人気アストレーションでの勝利は、早めに抜け出し
単勝1.8倍ネオレボルーションの猛追を振り切ってのもの。
まあ、ネオに騎乗していた中舘騎手も新人が騎乗しているのをわかっていた
はずですから、何が何でも交わそうとはしなかったようにも見えました。
この時期はそいうった先輩騎手の優しさに注目するもの面白いです。
バックアップがもっともあったのは高倉騎手(崎山厩舎)。
新馬戦での初騎乗初勝利をお膳立てしたような2番人気プリサイストップは
逃げて惜しくも2着で、ほかに500万で3着1回と“売り出し”感があります。
ボクが馬券的に注目していたのは西村騎手(和田厩舎)の乗ったサベラージュ。
前走は田辺クンが逃げたらハイペースになって5着で、今回は新人効果で
緩いペースになるかと思って期待しました。
しかしトーセンアドミラルの上村騎手ががんがん競りかけて直線抜け出し勝利。
新人相手にプロの厳しさを教えたのかもしれません。
新人騎手の「ヒッノ・チャート」は現在調査中です。

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