ドバイ“外遊”効果では?

高松宮記念は見向きもせず遠征したドバイでは、7着、4着に終わりました。
話題性を重く見る武豊騎手らしい、「政治力」回復を意識した選択ですが、
結果からいえば今回はうまくいきませんでした。
前走脚を溜めて不発だったアルナスラインは、陣営の指示もあったそうですが、
蛯名騎手の積極作が奏功して初重賞勝ち。アイアンルックも、武騎手から
乗り替った小牧騎手が力を引き出したという印象になっています。
ドバイでは、バンブーエールこそゴール板まであきらめない武騎手らしさが
出ての4着ですが、好位から失速したウオッカは実際はわかりませんが、
ほかの騎手ならもっと粘らせられたような余地も感じました。
麻生首相の外遊もそうですが、海外行きはマスコミの注目をうまく集め、
加点はあっても、失点はしないのが原則です。なのに今回のドバイ行きは
加点できなかっただけでなく、国内では「政治力」低下を
示してしまったかたちになってしまったかも知れません。
「ヒッノ・チャート」は(5↓,4・5)。