ハマリ方も視野の狭さも“決め打ち系”の証明

オークスは“決め打ち”がばっちりハマりました。
外枠からいつの間にか内潜り、絶好位の向こう正面、仕掛けのタイミング、
直線でのあの粗相がなければ完璧な内容でした。
ヒしかし、レース後の行動からすると、自分が斜行したことがわかってなかった
みたいです。審議のランプがついてるのに派手なガッツポーズに
ウィニングラン。引き返すとき、ある騎手に何かいわれて初めて
気がついたようで、それから様子が一変しました。
インタビューも、迷惑かけてすみません、ばっかりでしたし。
自分の競馬に徹して直線に向いて、コースが開いたと見るや周りは
一切関係なしで自分のやり方で追う。そういう視野の狭さが
“決め打ち系”として大レースでの活躍に結びつくのかもしれません。
リトルアマポーラにこだわりすぎて不完全燃焼に終わった桜花賞みたいな
失敗もありますが、それが“決め打ち系”の競馬。大舞台では注意が必要です。
「ヒッノ・チャート」は(2,2・5)。