■

＃２　●大庭----------------------------------------------------------
　　⊂Ｅ〃〃
　　　＼□□─・未勝利２レースでみる大庭クンの「戦略力」とは？
　　　／　　＼
「戦略力」の話をします。「戦略力」は特定のレースだけで比較するもの
ではないので、一つの例として聞いてください。
６日日曜新潟３Ｒ未勝利出走の３頭が８月２日３Ｒにも出走していました。
柴山ケイアイシンドウ、大庭マイネルレクシス、内田博シルククレヴァー。
ともにダート1800はペースが対照的。前回が1000ｍ63.5秒の超スロー、
今回が61.9秒で未勝利としてはハイペースでした。人気着順と通過順は、

超スローの前回：(馬名の前の数字は「人気/着順」
5/3ケイアイ(1-1-1-1)、9/2マイネル(2-2-2-2)、1/6シルク(8-8-8-8)、
ハイペースの今回：
7/1ケイアイ(1-1-1-1)、3/3マイネル(10-11-10-9)、6/11シルク(3-3-3-2)

「スローは先行、ハイペースは後方」が基本とすればこの２レースから、
大庭騎手のペース判断の的確さがわかります。
一方のシルク内田博騎手。どちらかというと前がかりのスタイルだし、
とくに今回は３歳未勝利戦の終盤ということもあっていちかばちかの
作戦に出たのかもしれませんが、結果的にはペースの読み違えになりました。
こういう縦の時間軸でレースを見るのも、騎手研究には必要と思います。
「ヒッノ・チャート」は（０，５）。