過去の天皇賞から考える「UUC レースレベル」

『政治騎手WEB』の新たな可能性を追求する「公式ガイド」。
今回は「歴史的名勝負」といわれた天皇賞から、
「UUC」の「レースレベル」について考えました。
おなじみ、ヒノくんとKのやり取りで進めます。

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K…東京芝2000のレコードを更新。G1馬のデッドヒートだったけど、
 こういうレースが「UUC」だと「A」になるの?
ヒ…うーん、これからまた見直しますけど、今のところ「B+」くらいですね。
 タイムがいいっていいますけど馬場もいいし。何よりずっと同じスピードの
 メリハリのない競馬でしたから。
K…へえ、これで「B+」なのかい? レースレベルはクラスやタイムは
 関係ないっていうけど、これが「B+」なら過去の天皇賞はどうなの? 
 ハイペースでシンボリクリスエスが生き残った、今までレコードだった
 03年なんてすごくレベル高かったような気がするけど。
ヒ…そうですねえ、今の時点で振り返っていっても過去10年の天皇賞は、
 08年「B+」ウオッカ
 07年「B+」メイショウサムソン
 06年「B 」ダイワメジャー
 05年「B+」ヘヴンリーロマンス
 04年「B+」ゼンノロブロイ
 03年「B 」シンボリクリスエス
 02年「B 」シンボリクリスエス
 01年「B−」アグネスデジタル
 00年「B−」テイエムオペラオー
 99年「B+」スペシャルウィーク
 で、全部「B」のプラスマイナスまでですね。
K…へえ、じゃあどういうのが「A」なんだい? G1でいえば、ペースの
 緩いヘヴンリーロマンス天皇賞と同じ年、アルカセットが勝った05年の
 ジャパンCが「A」だったような気がするけど。
ヒ…ヘヴンリーロマンスの年は内しか伸びない馬場で大外回った
 ハーツクライが「X」、内枠でまったく競馬にならなかった
 リンカーンが「8」で、この2頭はジャパンCで2、4着でした。
 それがハイペースのジャパンCを好走して、その後の有馬では2着の
 ディープインパクトをはさんで1、3着。うまくいえないんですけど、
 その後のレースで走る可能性のある馬が多いと
 「UUC」のレースレベルは上がるんですよ。
 スローだったっていうヘヴンリーロマンスの05年はさらに、コスモバルク
 ふくれてみんな外に行っちゃった。しかも、もしそこにローエングリン
 出てればってことを考えると、それほど低い評価はできないんですよ。
K…ってことは、次に走る可能性のある馬がいればレースレベルは高いんだ。
 それで16着の馬でも走る可能性はあるのかい?
ヒ…16着はどうかわかりませんけど10着くらいまでなら。それに
 「次走以降に走る可能性がある馬」でみれば、着差は開いてもいいんです。
 何というか、レースという石をタイムやなんかっていう重さじゃなく、
 そこに金や銀が含まれているかを外から見て判断して値段をつけるっていう
 感じですかね。

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そんなわけで、クラスやタイムに関係ない「UUC」。
意外な穴馬を見つける可能性があります。
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