一流の「政治力」発揮した検量室

天皇賞の長かった写真判定中の検量室では、ダイワカーレットを1着の
ところに入れて関係者と握手して勝ちムード。それが判定に影響することは
ないでしょうけど、何となく既成事実にしてしまおうというような
アンカツさん一流の「政治力」を感じました。というのは
「レース後は負けたかなって思っていた」とコメントしていたからです。
インタビューでは折り合いに苦労したといってましたが、逃げて粘り、
さらに差し返したのは見事でした。ディープスカイの四位騎手ほかが、
馬体を併せていかなかったのは、競っての強さがわかっているから
かもしれませんね。その分ディープスカイは伸び切れませんでした。
1000m58秒7のレコード決着は、馬場のいいBコースもあって、この馬と
アンカツさんにとっては「平均ペース」だったかもしれません。
「ヒッノ・チャート」は(5,5)。