“決め打ち系”はG1であなどれず!

8番目でギリギリ出走が叶ったプロヴィナ―ジュ。
しかも、この馬の出走でポルトフィーノが除外対象となり
小島茂調教師のブログが炎上するなどネット上で議論を呼びました。
というわけで、出走過程から“何か”がありそうな気配はあったのですが
あのレース振り(16番人気3着)までは予測できませんでした。
しかし、佐藤哲騎手も出走までの状況から、ただ回ってくるだけではだめだと
思っていたのかもしれませんね。“決め打ち系”らしい強気な騎乗が
功を奏した印象です。藤岡兄弟が行ってスローになると思われたところ、
積極的に2番手につけて3コーナーあたりから、一気に交わして先頭。
そのまま後続を離して直線に向き、ギリギリ3着に残しました。
ペースも遅くはなかったのですが、超スローで追い込みを決めたりと
ペース無視の騎乗が特徴的な佐藤哲騎手らしいです。
やはりG1ではあなどれませんね。
「ヒッノ・チャート」は(3,2・5)。