17年目、「人柄の良さで勝った初G1」?

7年目の初G1、1番人気に応えスリープレスナイト完勝でした。
馬が強かったのは間違いないですが、
個人的に一番の勝因は、上村騎手の人柄の良さだと思っています。
レース後の祝福ムードもそうですが、レース自体も上村騎手に
勝たせてやろうという感じで進んだように見えたからです。
私の場合、常に1番人気には不当に厳しい評価を与えるので、
当然、今回もスリープレスナイトが消える方向に期待して馬券を買いました。
上村騎手にとってG1制覇の最大のチャンス。大事に乗ろうとするあまり、
固くなって力を出し切れない可能性もあったからです。
ロケットスタートを決めたので、そのまま行けばよかったのに
最初から決めていたように、内に行かせて外目の4、5番手。
ここからも、大事に乗ろうとする意識が垣間見えたのですが、
そこに付け込んで手柄をかっさらおうとする騎手がいなかった。
もし、上村騎手が周りの騎手からよく思われていなかったら
キンシャサノキセキにもっと早めに並びかけられただろうし
内から進出して、外に振ろうとする馬が出てきてもいいからです。
日頃の行いがG1レースの勝ち負けに影響を及ぼすのは
やはり、レースは「政治力」に支配されているからでしょう。
とにかくG1制覇おめでとうございます。
でも「ヒッノ・チャート」は(3,0)。