うまさが裏目? 日曜小倉最終Rの真相

小倉で5勝。勝ってはいるものの平場に集中していて、特別以上は人気を
裏切っている印象の方が強いです。
「戦略力」自体には変化はないと思うのですが、
その「戦略力」をレースの勝ち負けに活かすことができず、
フェアプレーを貫くために活かしている印象です。
象徴的だったのは、1番人気で8着だった日曜最終R。
というのは、このレース藤岡康騎手のフミノウィンダムが本命。
レースは、絶好位の内に武豊騎手、その直後が藤岡康騎手で
藤岡康騎手がうまく内を捌けるかに注目していました。
4コーナー手前の勝負どころで武豊騎手が外に出そうと進路を外に取り
藤岡康騎手の前がポッカリ空いたのです。
当然ながら、藤岡康騎手はこれ幸いとそのスペースに突っ込みます。
しかし同時に、外がダメとみた武豊騎手が、内に切り替えようとしたのです。
馬券は万事休すと思いました。というのは後ろにいる藤岡康騎手が
対応できずに挟まれてしまうと思ったからです。
なのに、武豊騎手は冷静に内から馬が来ていないか確認し、
藤岡康騎手がいたので内に切り替えることをあきらめたのです。
あそこにいたのが武豊騎手じゃなかったら、フミノの3着はなかったはず。
ダービーの福永騎手やオークスの池添騎手のラフプレーに
怒り心頭だったように、最近は他騎手のマナーに意見することが増えてますが、
武豊騎手の有言実行に感謝です。というのは、このレース馬券がドンピシャで、
それまでの負けを取り戻せました。「ヒッノ・チャート」は(5↓,4・5)。