重賞初V、へばりつきフォーム復活でいよいよブレイク!?

プロキオンヴァンクルタテヤマでJRA入り4年目の重賞初勝利でした。
レース内容は完璧です。というのは大方の予想で逃げると
思われていたのですが、「返し馬で折り合いに問題なかった」とのことで
好位に控える作戦がズバリ! 自ら3番手に控えることで先行馬有利の
流れを作り後続の差し脚を封じました。
対照的だったのがゼンノパルテノンの武騎手。というのはゼンノは
砂をかぶるとダメな馬。にも関わらず内枠を引いてしまったので、武豊騎手が
選びそうな戦法は「意表をついて逃げる」「一旦下げて外に出す」の二つ。
前者を選んでいたらよかったかもしてませんが、後者を選択したからです。
ゼンノとヴァンクルがともに行く気満々だったらペースは上がったと
思われますがともに控えたわけですから、速くなりようもありません。
武豊騎手らしい「戦略力」でしたが、遅いペースでやられた感じです。
それにしても赤木騎手。惜しくも2着だった東海Sのあたりから、
以前の馬にへばりつくような独特のフォームが目立つようになってきました。
夏は小倉だと思いますが、これをきっかけに伸びるかもしれませんね。
「ヒッノ・チャート」は(2,3)。